コラム
医療ツーリズムとは?①
インバウンドビザホテル不動産医療ツーリズム宿泊観光医療ツーリズム(メディカルツーリズム・医療観光)とは、医療サービスと観光をセットにした海外旅行のことです。
対象は、健診や美容形成手術、臓器移植、再生医療など多岐にわたります。
治療目的の場合、同伴者が一緒に滞在し周辺観光をする事例や、医療ツーリズムを受け入れている施設は英語が通じるため、旅行中にケガや病気になった旅行者が訪れることがあるといった理由から、インバウンド対応としても非常に注目されています。
日本で医療を受ける外国人は待ち時間の短縮や高い医療技術、病院の衛生環境、質の高いスタッフの対応などを求めて日本にやってくるそうです。
医療ツーリズムに注目すべき一番の理由は、「旅行中の消費額が高くなること」です。
医療ツーリズムで訪れる観光客は、ビザの取得、同伴者を伴う長期滞在、観光も行うといったことや、海外で治療を受けられるほど金銭的に余裕のある層が訪れるため、観光消費額が非常に高いです。
そのため一般向けのインバウンドよりも高い効果を得られる可能性があります。
また、これだけでなく、病院側での医療技術の向上も期待できそうです。
年々、注目度が高くなっている「医療ツーリズム」。
なにか関心事がありましたら
是非、弊所、都総合法律事務所 までご相談ください。
弁護士 高谷滋樹
都総合法律事務所
http://miyakosougou.kyoto.jp
有料職業紹介事業 みんなのため
http://minnanotame.com
その他のコラム
外国人労働者の雇用管理「就業規則の変更」
労働基準法外国人労務顧問技能実習採用特定技能外国人労働者を雇用される際に留意すべきことは、 労働関係法令及び社会保険関係法令は国籍にかかわらず適用されます。 就業規則を変更する際にはその事を念頭に入れた上で行ってください。 当然のことですが、外国人労働者を差別的に扱うような就業規則を定めてはいけません。 変更しようとしている規則が、労働関係法令及び社会関係法令に合致しているか不安な時は、弊所に御相談ください。 また、就業規則に変更があった場合には、外国...
外国人が日本の不動産を買う場合の留意点
ビザ不動産在留資格民泊外国人の方、外国の会社が、日本の不動産を自由に売買することは可能です。 もちろん、貸すことも、借りることも可能です。 弊所がある京都では、外国資本の不動産取引が、非常に活発に行われています。 このように、取引自体の制限はないのですが、 一つの問題は、不動産決済資金の準備が大変です。 国によっては、自由にお金を自国から日本へ送金できない場合 自国から自由にお金を持ち出せない場合が多々あります。...
特定技能の縦割り行政の怪
ビザ不法就労在留資格外国人労務顧問採用特定技能国会で大もめした後に、「特定技能」が新設というニュースが、大きく報道されました。 そして、実際に「特定技能」の資格で、日本で働きだした外国人労働者の方もおられます。 しかし、2019年9月末で、その数は、219人足らずです。 全く進まない「特定技能」というタイトルで新聞の見出しが散見されるようになりました。 その背景として、「特定技能」の制度が複雑ということがあります。 まず、「特定技能」といって...