コラム
マレーシアにおける日本からの入国後隔離
インバウンドマレーシア入管出入国在留管理庁外国人労務顧問マレーシア保健省が4月29日、入国後の隔離期間を10日間から14日間に延長する措置の対象国を発表しました。
感染力の強い新型コロナウイルスの変異株が流行している40か国を対象としており、日本も含まれています。
日本からマレーシアへの渡航の条件も厳しくなっています。
従来は、渡航前の件さ派任意かつ出発前3日以内とされていたのが、出発から72時間以内の新型コロナウイルス検査の実施が新たに義務付けられました。
また、PCR検査の検体は鼻咽頭から採取したもののみにで、唾液は認められません。
また、入国者はさらにマレーシア到着後に再度空港でPCR検査を受けて、陰性・陽性にかかわらず、隔離施設に14日間滞在する必要があります。
一方で、出発地を問わず、入国に当たっての渡航通知書と強制隔離費用の支払いに関する確約書の提出は不要となります。したがって、駐在員などに義務付けられている入国許可の取得や新型コロナ対策アプリ「マイスジャテラ」への登録のみ必要となります。
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