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外国人の雇用・労務問題に強い都総合法律事務所

コラム

技能実習制度における「送り出し機関」について解説!

技能実習制度を利用して日本に来る外国人の方はどのようなルートで日本にきているのでしょうか。

今回のコラムでは、どこの誰が日本に技能実習生を日本に紹介し、日本に紹介された技能実習生をいったい誰が日本でサポートしているのか、分かっているようで分かっていないこの流れを、改めて確認したいと思います。

通称「送り出し機関」とは、その名前の通り、「団体監理型」の受入れ方式で技能実習生を受け入れる際、文字通り技能実習生を海外から送り出す役割を担う機関のことです。
ただし、どんな団体や企業でも「送り出し機関」になれるというわけではなく、当該国や地域などの公的機関から推薦を受けている実習生の母国に設立されたものに限ります。
その他にも、「送り出し機関」として認定を受けるためにはいくつかの条件があります。

「送り出し機関」の主な役割は、技能実習生の募集・選抜から、送り出し前の日本語教育、送り出し後のサポート、帰国後のフォローアップまで幅広く、多岐に及んでいます。

外国人の方の雇用や労務問題に関して、なにかお困りのことがございましたら、弊所、都総合法律事務所までご相談ください。

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